加齢とともに肌にぽつんぽつんと増えていくイヤーなシミ、諦めていませんか?

今回は、自宅でもシミ消しできるクリームや化粧品をランキング形式で紹介していきたいと思います。
プチプラコスメから肌の漂白剤と話題の「ハイドロキノン」を配合したシミ消しクリームまでおすすめを厳選しました。
美容皮膚科のクリームやレーザーについても取り上げているので毎日の美白ケアの参考にしてみてくださいね。
シミ消しクリーム選びのポイント
シミ消しクリームを選ぶ際には、いくつかのポイントがあります。
実際に購入する前に、ぜひ確認してみてください。
続けられる価格帯の商品を選ぶ
シミ消しクリームは一般的に、効果を感じられるまで2~3ケ月程度時間がかかると言われています。
ですので、高価なクリームを一回だけ買うよりも、ケアを続けられる価格帯の商品を選ぶことをお勧めします。
現品購入前にトライアルセットを利用する
どの化粧品も言えることですが、肌に合う・合わないは使ってみないことにはわかりません。
とは言っても、口コミなどを参考にして選ぶだけでは、わからない部分も多いですよね。
もしトライアルセットが用意されている場合は、まずそちらを購入してみると良いですよ。

医薬部外品・医薬品などの表記をチェック
美白効果を謳っている商品の中でも、美白成分が入っていなかったり、配合量が少ないものがあったりします。
そのため、きちんと「医薬部外品」や「医薬品」などの表記があるかを確認するのが大切です。
一定濃度の美白成分が配合されているかどうかの目印になりますよ。
ハイドロキノン配合のシミ消しクリームランキング
「肌の漂白剤」や「シミの消しゴム」などと称される美白成分が、「ハイドロキノン」です。
有名な美白成分の「ビタミンC」「アルブチン」「コウジ酸」などと比べて、約10~100倍の美白効果があるとも言われています。
しかし、その分肌への刺激も強めなのも事実です。
まずは、トライアルセットなどでパッチテストをしてから使うことをお勧めします。
また、ハイドロキノンを使用している期間は、日焼け止めなどで紫外線をしっかり防ぐことが大切です。
ここでは私が使ってトラブルが起こらなかったおすすめのハイドロキノン配合のクリームを紹介します。
肌質によって合う・合わないはあると思うのですが、ぜひシミ消しクリーム選びの参考にしてみてください。
1位「ビーグレンQuSomeホワイトクリーム1.9」
ハイドロキノンの量が1.9%と、配合量が低めのシミ消しクリーム。
独自の浸透テクノロジーQuSomeカプセルテクノロジーにより、ハイドロキノン4%配合のものと同等の効果が得られます。
ハイドロキノン自体の配合量は低いので、その分肌への負担も少なくなっているのも特徴です。
また、ビーグレンのとくに良いところは、365日の返金保証がついていることです。
肌に合わなかった場合も、いつでも返品できるのはうれしいですね。
化粧品を買う際には、アフターサービスが充実していることも大切ですよね。

2位「アンプルールラグジュアリーホワイト」
「新安定型ハイドロキノン」によって、保存しやすく、なおかつ肌への負担も少なく美白ケアできるアンプルール。
皮膚科の医師が商品開発のディレクションを務めている、信頼のおけるドクターズコスメです。
IKKOさんといった美容家や芸能人も愛用していることで有名ですよね。
ハイドロキノンの配合量は2.5%と刺激をおさえつつ、スクワランやコラーゲンといった保湿成分との相乗効果で美白ケアできます。
そのほか、美白効果の期待できるプラセンタエキスも配合されています。
カモミールの香りでリラックスしながらケアできるのも良いですね。

3位「ランテルノ ホワイトHQクリーム」
ランテルノはハイドロキノンが5%と高濃度配合されているシミ消しクリームになります。
ハイドロキノン以外にもビタミンC誘導体やプラセンタといった美白成分も配合され、ビタミンA誘導体はハリを与えてくれます。
幹細胞エキスやセラミド、コラーゲンといった12の注目成分も贅沢配合されているのも嬉しいです。
また10gとシミ消しクリームとしては大容量なのに2990円とコスパがいいのでたっぷりシミの気になるとこへ使えます。
安全性にも考慮していて7つの無添加に独自処方でハイドロキノンの酸化や分離のしやすいデメリットも抑えてあり安心して使えます。

ハイドロキノンを使う際の注意点
ハイドロキノンは、高い美白効果があるものの、それだけ強い成分でもあります。
以前は医師しか取り扱うことができなかったほどです。
副作用として、肌の赤みやかゆみ、白斑などが起こる可能性もあります。
使用の際には、注意点を必ず守るようにして、少しでもおかしいと思ったら中止するようにしてくださいね。

使用期限を守ること
ハイドロキノン配合の製品には、「○ケ月以内に使用する」など、注意書きがあることが多いのでチェックが必要です。
ハイドロキノンは劣化しやすい性質を持つので、茶色く変色している場合などは使わないようにしましょう。
劣化したハイドロキノンは美白効果が期待できず、逆に肌への毒性を持つ可能性もあります。
また、ハイドロキノンは長期間同じ部分に使用すると「白斑」と呼ばれる副作用が出ることがあります。
それを避けるためにも、3ヶ月ハイドロキノンを使用したら1ヶ月休むようにしましょう。
保存の仕方も、メーカーが推奨する方法で必ずおこなうようにしてくださいね。
使用前に必ずパッチテストをおこなう
ハイドロキノン配合のクリームは、少なからず肌への刺激があります。
肌の丈夫さに自信があっても、必ず事前にパッチテストをおこないましょう。
パッチテストのやり方は簡単です。
やり方
- 清潔にした上腕部の内側に、ハイドロキノン入りのクリームを塗った絆創膏を貼る
- 24時間後に様子を見る
赤みが出ていたら、肌に合わない可能性が高いので、使用を中止してくださいね。
ハイドロキノンの使用中は紫外線対策必須
ハイドロキノンは紫外線によって光毒性を持つ性質があるので、日中に使用するのは避ける必要があります。
また、ハイドロキノン配合の化粧品を使用している期間は、必ず日焼け止めなどで紫外線をカットしてくださいね。
日傘やサングラスなどを使うとより紫外線対策に効果的です。
ニキビなどがあるときは使用を控える
ハイドロキノンは、ニキビの炎症そのものではなく、ニキビ跡に効果を発揮します。
ニキビや傷があるときにハイドロキノンを使用すると、さらに悪化する可能性があります。
肌にトラブルがあるときは使用を控えて、炎症が収まってから使うようにするといいと思います。
スキンケアの順番を守る
通常、ハイドロキノンが配合されたクリームは、夜のスキンケアの最後に使用します。
各メーカーが推奨するお手入れの順番は必ず守るようにしてくださいね。
医薬部外品でおススメのシミ消しクリームランキング
ハイドロキノンを使うのは難しそう、という人には、厚生労働省が認可している医薬部外品を使うのがおススメです。
ここでは、有名な製薬会社などが開発したクリームなどを紹介していきます。
1位「シミトリー薬用美白オールインワンジェル」
「ハイドロキノン誘導体」が配合されたオールインワンジェルです。
ハイドロキノンに似せて作られたハイドロキノン誘導体は、肌への負担が少なくなっています。
敏感肌などで肌が荒れやすい人にはおススメです。
ビタミンC誘導体や10種の天然由来保湿成分も配合され、乾燥しているとできやすいシミをしっかりケアしてくれます。
美容成分たっぷりでシミのほか、シワ対策にも効果が期待できますし何よりこれ1つでいいのでお手軽です。
2位「アスタリフトホワイト美白トライアルキット」
写真フィルム分野のコアテクノロジーを駆使し、独自のナノ化技術をスキンケアに活用した富士フィルムのアスタリフト。
美容成分を肌の角層まで浸透させ、その働きを最大限に発揮させることに成功しました。
メラニン色素を無色に還元させる作用や、コラーゲンの生成をサポートするビタミンC誘導体を配合。
そのほか、3種類のコラーゲンや酵母エキス、抗酸化作用のあるアスタキサンチンもナノ化した状態で配合されています。
トライアルキットには、以下の5点が入っています。
- ジェリー状先行美容液
- 美白化粧水
- 美白美容液
- 美白クリーム
- UVクリア美容液兼化粧下地
たっぷり5日分入って1000円(税別)なので、とても試しやすいセットになっています。
3位「SIIMIUS(シミウス)ホワイトニングリフトケアジェル」
薬用美白成分プラセンタが高濃度で配合されているシミウスのホワイトニングリフトケアジェル。
メラニンの生成を抑制し、日焼けによるシミを防ぎます。
また、独自のダブルクリスタル製法により、2層のジェルを実現しているためマッサージしながら美白もできる、一石二鳥のジェルとなっています。
1つで10役果たす医薬部外品で、ケアの時間短縮をしたい人にはおススメです。
シミのケアのほか、保湿や乾燥対策もできます。
体の内側からもシミケア!飲み薬&サプリ
シミ消しクリームを使うだけではなく、同時に飲み薬やサプリメントを服用することで、相乗効果が期待できます。
「飲む日焼け止め」として、最近話題になっているんですよ。

ビーグレンファーマSIMIホワイト
飲むだけでシミが薄くなる第3類医薬品のSIMIホワイトはシミに効くL-システインを最大量240㎎配合しています。
今あるシミの改善だけではなく、メラニンの生成を抑制するので日焼け対策も同時にできます。
塗った部分にしか効果の無い日焼け止めと違って、全身に効果があるのもうれしいですね。
また、ビタミンB2とB6は、肌のターンオーバーを整えてシミの元になるメラニンの排出を促進します。
さらに、ビタミンEの作用で、日焼けやかぶれによる色素沈着も改善します。
妊娠中や授乳中のケアのほか、お子様の日焼け対策にも使えます。
定期便を頼めば、簡単なアンケートに答えるだけでビーグレンのハイドロキノンクリーム5gも無料でついてきますよ。
体の中と外からケアすることで、より早く美肌を目指すことができます。
キミエホワイトプラス
キミエホワイトはCMでもお馴染みのシミ・そばかすに飲んで効く医薬品ですね。
医薬品有効成分であるL-システインを従来品より1.5倍に増量し、肌の新陳代謝を良くする「パントテン酸カルシウム」も配合されています。
たんぱく質や脂質、糖質を正常に代謝し、健康な皮膚を維持する役目を果たし、にきびや湿疹、かぶれにも効きます。
1日3回、1回1錠だけで良いのも魅力ですね。
他にも疲れやだるさ、二日酔いにも効果的です。
ホワイピュア
第3類医薬品の最大量240㎎のL-システインが配合されたホワイピュア。
L-システインのほか、ビタミンC、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンEがバランスよく配合されています。
肌のターンオーバー周期を整えて、自然にシミの排出を促していきます。
袋入りで持ち運びも簡単なので、出先での服用も楽ちんです。
こういったところも、続けやすいポイントのひとつですね。
定期コースを申し込むと、初回に薬用美白クリーム(10g)のプレゼントもありますよ。
自宅ケアで消せるシミのタイプは?
シミと一口に言っても、いくつか種類があります。
自宅でのケアで消せるものと、消せないものがあるので、事前にチェックしてみましょう。
老人性色素斑
紫外線の影響によってできる、シミで別名「日光性色素斑」とも呼ばれます。
円形や楕円形に近い形状で、薄茶色から茶色の境界線のはっきりしているのが特徴でシミに悩む人のほとんどがこの老人性色素斑といわれます。
加齢とともに肌のターンオーバーが遅くなると、メラニンの排出が追いつかなくなり、シミとなって現れます。
このタイプのシミは、色の薄い段階のものなら自宅でのケアが可能です。
ですがすでに色が濃くなってしまっているものについては、シミ消しクリームなどでのケアは効果が現れない可能性が高いです。
その場合は、美容皮膚科などでのケアも視野に入れると良いと思います。
炎症性色素沈着
ニキビ跡や虫刺されの跡など、皮膚が炎症を起こしてできてしまったシミがこのタイプです。
自宅でのケアでは、色の薄いものでしたら効果があると思われますが、濃いものは数年かかる場合もあります。
できてしまった色素沈着については、紫外線が当たるとより濃くなってしまうので、日焼け止めなどでガードしましょう。
肝斑(かんぱん)
肝斑は、女性ホルモンのバランスの乱れが原因でできるタイプのシミです。
頬骨の上に左右対称にできることが多いのが特徴です。
肝斑には美白成分が効果的に効くので、自宅でのケアで消すことができます。
効果をより早めるには、トラネキサム酸などの内服薬を併用すると良いです。
トラネキサム酸は、メラノサイトを活性化させる因子であるプラスミンの働きをブロックします。

そばかす(雀卵斑)
そばかすは、鼻から外側に向かって広がっていくのが特徴です。
雀の卵の殻の模様に色や形が似ていることから、雀卵斑とも呼ばれます。
主に遺伝が原因とされ、10代ごろからでき始めるようです。
遺伝性のそばかすは、自宅でのケアでは消せない場合があります。
いったん消えても、再発するケースとそうでないケースがあるようなので、皮膚科で一度相談することをお勧めします。
即効性のあるシミ消しには美容皮膚科
自宅でのシミのケアには、時間がかかるのがつきものです。
濃く広がってしまったシミをすぐに薄くしたり消したりしたい場合は、やはり美容皮膚科を受診することをお勧めします。
美容皮膚科は、症例数の豊富さやカウンセリングの内容、アフターケアの充実度などに注目して選ぶと良いですよ。
そのほうが、ドクターの経験値も高く、さまざまな治療法の中から最適なものを提案してくれます。

皮膚科で処方されるシミ消しクリーム
美容皮膚科の多くでは、「トレチノイン」と「ハイドロキノン」の2種類のクリームを処方することが多いです。
トレチノインとは、ビタミンA誘導体のことを指します。
これは、肌のターンオーバーを早くして表皮の細胞を活発に増殖させ、メラニン色素も一緒に持ち上げて排出してくれます。
シミのほか、シワの改善にも効果が期待できる薬ですが、日本では病院でしか手に入れることができないのが現状です。
なお、処方される薬は市販のものよりも濃度が高くなっているので、使用の際には主治医の指示を必ず守るようにしましょう。
レーザー治療
濃くなってしまったシミについては、シミ取りレーザーの治療も視野に入れると良いでしょう。
レーザー治療や飲み薬などの料金表をまとめたので、参考にしてみてくださいね。
- レーザー治療…レーザーにはいくつか種類があり、シミの種類によってどのレーザーを使用するか変わってきます
- 内服薬…L-システイン、トレネキサム酸、ビタミンC
- 外用薬…ハイドロキノンクリーム、トレチノインなど
プチプラコスメでシミは消せる?
ドラッグストアなどで目にするプチプラのシミ消しクリーム。
見かけるとついつい買ってしまいたくなってしまうようなものばかりですよね。
私も実際にいくつものプチプラコスメを購入してきました。
プチプラコスメの良さといえば、値段を気にせずたっぷり使えることと、気軽にいろんな種類を使えることです。
でも、本気でシミを消したいと考えるのならば、やはり効果に注目して選びたいものです。
プチプラコスメにも良さはありますが、たくさん購入してしまって、結果的に高価になってしまうことも。
そのわりには、効果が出ないこともしばしばです。
やはり、同じだけお金を使うなら、結果が出るクリームなどを選んだほうが良いですよね。
安い化粧品にはハイドロキノンが入っていないので、やはりハイドロキノン配合のクリームを選ぶ方が良いと思います。
トライアルセットなどを賢く使えば、肌に合うかどうかや、効果の有無を手ごろな値段で確認することができますよ。
私のおススメは、ランキング1位でも紹介したビーグレンです。
ハイドロキノンの配合量は1.9%と少なめですが、独自のテクノロジーで4%並みの効果が得られます。
トライアルセットは税込1,944円で試せるので、とってもお得です。
このお値段で、トライアルセットには以下の内容が入っています。
- クレイウォッシュ(15g)
- QuSomeローション(20mL)
- Cセラム(5mL)
- QuSomeホワイトクリーム1.9(5g)
- QuSomeモイスチャーリッチクリーム(7g)
送料も無料ですし、なんと言っても365日の返金保証がついているのが良いポイントだと思います。
今までいろいろなプチプラコスメを使ってきましたが、やはり効果は段違いでした。
皆さんもきっと違いを実感できると思いますよ。
まとめ
ここまでいろいろなシミ消しクリームを紹介してきましたが、最終的には自分の肌に合ったものを上手に選ぶことが大切です。
そのためにも、シミ消しクリームなどはトライアルセットなどを上手に使って選ぶと良いですよ。
また、飲み薬なども一緒に使うと効果的ですので、体の内側と外側からケアしていきましょう。
シミはなかなか無くならないものですが、毎日のケアを続けていけば、必ず美肌になれます。
